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東方導命樹 ~ Mystical Power Plant./设定与剧情/角色设定
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------------------------------------------------------------------- ○東方導命樹 ~ Mystical Power Plant. キャラ設定とネタバレ 東方導命樹製作チーム シナリオ担当 親須ミルカ 2013/08/10 ==================================================================== ■0.設定の目次 ==================================================================== ■1.エキストラストーリー ■2.キャラ設定 *この先は、エンディング以降に係わる強烈なネタバレがあります クリアしたか諦めたか、そもそもどうでも良い方のみ見てください この先、10階層 ↓ | ------------------------------------------------------------------- ○东方导命树 ~ Mystical Power Plant. 角色介绍和剧情透露 东方邪星章制作组 剧本负责人 親須ミルカ 2013/08/10 ==================================================================== ■0.设定的目录 ==================================================================== ■1.Extra Story ■2.角色设定 *从这里开始,对结局之后的故事有着强烈的剧透 放弃通关的人,或者怎么样都好的人才请继续看下去 从此开始、10层楼 ↓ |
==================================================================== ■1.エキストラストーリー ==================================================================== 香霖堂―― ちょっと普通じゃない客しか訪れない店先で、普通じゃない赤と緑の巫女と 普通の黒い魔法使いは、その日全く偶然に顔を合わせた。 魔理沙「偶然だな、お前ら何しに来た?」 早苗「禍公が帰り際に置いて行った百人一首を売り飛ばそうと」 霊夢「倉に押し込めといて、変な霊に憑かれたら困るしね」 魔理沙「実は全く同じ事を考えていた。偶然ではなく運命の巡り合わせ だったな」 三人が抱えているのは、禍原命廟が生前に執筆した詩歌が書かれた、貴重な 当時の百人一首である。 残念ながら今時の少女達は、和歌で風流を感じる奥ゆかしい趣味は持たない。 霊夢「霖之助さん、入るわよ」 霖之助「うーん、確かここにあった筈だが…」 不在の確認もせず、慣れた調子で無粋に押し入る霊夢と魔理沙。 少々困惑した様子で早苗が後に続く。 一方の店主・森近霖之助もまた、来客など気にも留めず、雑多な品々をひっ くり返して、ぶつぶつと何かを繰り返している。 物を捨てられない病気は大変だな。魔理沙は心の中で他人事のように呟いた。 魔理沙「今日は何を探してるんだ」 霖之助「ああ、いや、ここに保存しておいた等身大の少女人形が…」 魔理沙「おま…いつの間にそんな性癖が…」 霖之助「そう言えばまだ話していなかったかい? 最近は君達もあまり 来てくれないからな」 露骨に引いている霊夢や早苗を全く意に介さず、霖之助は事の顛末を独り事 のように語り出した。 等身大で生きているような質感を持つと言うその少女の人形は、湖畔で妖精 達によって発見されたのだそうな。 霖之助「妖精で良かった。これが命蓮寺の妖怪鼠だったら、譲り受ける のに幾らふっかけられていた事か」 早苗「そこまでして等身大の少女の人形が欲しいだなんて…」 霖之助「外の世界の素晴らしい技術が使われているかもしれないだろう。 置きっ放しでも仕方が無いから、思い切って誰か詳しそうな人 か妖怪に尋ねよう、そう思って探していたんだけど――」 不意に、早苗の服の懐から電子音声が鳴り響いた。 間欠泉の異変の際に、八雲紫が用意した遠隔通信機と同じような物を、守矢 神社の三柱は、今や独自に開発して所持しているらしい。 珍しい獲物を見る人食い妖怪のような霖之助の視線に、霊夢と魔理沙は苦笑 いを押し殺した。 早苗「すみませんが私はこれで。導命樹に、歌を歌う見慣れない妖怪が 出現したとの事ですので」 屋外に身を翻して足早に飛び去る早苗。百人一首はしっかり置いて行かれて いる。 導命樹は命廟への返還がとりあえず決まった後、今はまだ守矢神社に仮置き されたままである。 妖怪と聞いては黙ってはいられない。霊夢と魔理沙も互いに見合わせ、札の 山をその場に残して後を追った。 霖之助「歌を歌う妖怪ね…ふむ、まさか…」 霖之助は少しの間記憶を辿った。 そして、僅かに頬を緩め、残された百人一首の品定めに取り掛かった。 | ==================================================================== ■1.Extra Story ==================================================================== 香霖堂―― 只有稍微不普通的客人来访的店前,不普通的红与绿之巫女 和普通的黑魔法使,在那天完全偶然地见面了。 魔理沙「好巧啊,你们为什么来这里?」 早苗「想把祸公回去的时候留下的百人一首卖掉」 灵梦「塞是塞进仓库里了,可如果有奇怪的灵凭依上的话就麻烦了呢」 魔理沙「其实我也在考虑相同的事。不是偶然,而是命运的机缘呢」 三人抱着的,是祸原命庙生前所写的诗歌,在当时非常贵重的百人一首。 可惜,现在的少女们,没有对和歌的风雅感兴趣的了。 灵梦「霖之助,我进来了哦」 霖之助「嗯……虽然应该确实在这里…」 也没有确认在不在,按一向的样子破坏气氛地闯入的灵梦与魔理沙。 稍微有些困惑的早苗在后面跟来。 另一边,店主·森近霖之助也不管来客,一边嘟哝着什么一边在杂乱的物品里翻找。 从来不扔东西的毛病真惨呐。魔理沙在心里好像别人的事一样这么想到。 魔理沙「今天在找什么呢」 霖之助「啊啊,不,在这里保存的等身大小的少女人偶…」 魔理沙「你…什么时候有了这样的性癖…」 霖之助「说起来我还没跟你们说呢?最近你们都不怎么过来这里嘛。」 对表现出露骨的厌恶感的灵梦和早苗完全不在意,霖之助像自言自语一样将事情的始末说了出来。 似乎有着栩栩如生的质感的那个等身大少女人偶,在湖畔被妖精们发现了。 霖之助「幸好是妖精找到的。如果是命莲寺的妖怪鼠,要她让给我不知道要什么代价。」 早苗「居然做到这种程度也要获得等身大的少女人偶…」 霖之助「说不定使用了外界的优秀技术呢。 一直放着也不是个办法,下决心想要向一位懂得这事的人或妖怪请教,就是为了这个在找――」 突然,早苗的衣服中响起了电子声。 和间歇泉异变时八云紫准备的远程通信机类似的东西。守矢神社的三柱现在似乎在独自开发并拥有了。 感受到像看到罕见的猎物的食人妖怪一样的霖之助的视线,灵梦与魔理沙使劲憋住苦笑。 早苗「抱歉,我要走了。因为在导命树上,出现了不认识的唱歌妖怪」 早苗翻身到屋外快速飞走。百人一首好好地留在了屋内。 虽说总之决定了要将导命树还给命庙,但现在还暂时放在守矢神社。 听到与妖怪相关就不能沉默了。灵梦与魔理沙也互相看了看,把堆积如山的卡牌留在那里,追在早苗后面。 霖之助「唱歌的妖怪啊…嗯……难道……」 霖之助回想起了些许。 然后,勉强使表情缓和了些,着手进行对留下的百人一首的品定。 |
==================================================================== ■2.キャラ設定 ==================================================================== | ==================================================================== ■2.角色设定 ==================================================================== |
玩家操纵角色
火力发电组
博麗 霊夢(はくれい れいむ) Hakurei Reimu 種族:人間 能力:主に空を飛ぶ程度の能力 毎度お馴染みの巫女さん。博麗神社の巫女さん。 彼女は幻想郷におけるありとあらゆる異変を、その弾幕ひとつで捻じ 伏せる、言わば幻想郷における圧倒的な「力」の象徴である。 ゆえに、一度屈服させた相手が再び立ち上がるという事は、彼女にと って極めて都合が悪い事であった。 ただでも落ちる一方である神社の権威、守矢などという外来の神々に 乗っ取られてたまるか―― 異変になると突如切れ者と化すのはいつもの事だが、今回は内心そこ そこ焦っているようだ。 | 博丽 灵梦(はくれい れいむ) Hakurei Reimu 种族:人类 能力:主要拥有在空中飞翔程度的能力 回回登场的巫女小姐。博丽神社的巫女小姐。 她只靠弹幕就能镇压下幻想乡的一切异变。 换句话说即是,幻想乡压倒性的「力」之象征。 因此,她曾一度征服过的对手若是东山再起,对她而言乃是极度麻烦的事情。 神社的权威(虽然过去也不怎么样),怎么可能被守矢什么的外来神给夺走—— 虽说一到异变就猛地变得能干乃是惯例,但这次她心头相当焦急。 |
霊烏路 空(れいうじ うつほ) Reiuji Utsuho 種族:地獄鴉 with 八咫烏 能力:核融合を操る程度の能力 地霊殿館主・古明地さとりのペット筆頭。霊夢に拉致され参戦。 守矢の神々に丸め込まれ、間欠泉センターで働いていた彼女であるが 今回の異変の少し前から、事前に少しずつセンターの機材が盗まれて いた事には気付かなかったようだ。 彼女の仕事は核融合炉の火力保持である。地獄鴉の鳥頭では、その間 他の事を意識など出来ない。 無意識の中で、彼女は確かに犯人の姿を見ていただろう。もっとも、 仮に心を読むさとりの能力を以てしても、その映像を再構築する事は 夢のまた夢だろうが。 | 灵乌路 空(れいうじ うつほ) Reiuji Utsuho 种族:地狱鸦 with 八咫乌 能力:操纵核聚变程度的能力 地灵殿馆主·古明地觉的宠物之首。被灵梦绑架来参加解决异变。 被守矢众神骗得团团转、在间歇泉地下中心工作的她,在本次异变不久前, 并没有注意到中心的机材被一点点偷了出去。 她的工作是保持核聚变炉的火力。地狱鸦的鸟脑袋没法同时注意到两件事。 在无意识中,她似乎确实看到了犯人的模样。 不过,就算凭借可以读心的觉的能力,想要重构这个影像,也只是水中捞月吧。 |
魔力发电组
霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ) Kirisame Marisa 種族:人間 能力:魔法を使う程度の能力 幻想郷に住む、普通な魔法使い。蒐集癖を持つ。 最近は、自身が見聞きしたあらゆる弾幕を、本に纏めて売り出そうと 考えている。 その為、今回は最新の外来品だと言う超薄型カメラを持参して来た。 自宅に積み重なるガラクタの山からこれを探し出すタイムロスが無け れば、守矢神社一番駆けの座を霊夢に明け渡す事は無かっただろう。 おまけに後で気付いたのだが、持って来たそれは、カメラではなく、 音楽を聞く為の装置と間違えていた。 まあ仕方が無い。気を取り直して両の耳に端子を挿し、音楽で気分を 高揚させ導命樹へ乗り込む―― 彼女は極めてプラス思考な人間である。 | 雾雨 魔理沙(きりさめ まりさ) Kirisame Marisa 种族:人类 能力:使用魔法程度的能力 住在幻想乡的普通的魔法使。有收集癖。 最近考虑着将自己所见所闻的一切弹幕总结成书卖。 为此她这次带来了据说是最新的外来品的超薄型相机。 若是没有“从家里堆积成山的破烂中找到这个”的时间损失的话, 想必不会把第一个到守矢神社的位置让给灵梦。 顺便,后来她才发现,自己带来的并不是相机,而是个听音乐用的装置。 嘛这也没办法。她重打精神,把两个端子插进了耳朵里, 借着音乐带来的高昂气势冲进了导命树—— 她可真是个积极向上的人呢。 |
聖 白蓮(ひじり びゃくれん) Hijiri Byakuren 種族:魔法使い 能力:魔法を使う程度の能力(身体能力を上げる魔法を得意とする) 空飛ぶ妖怪寺の妖怪聖。魔理沙に拉致され異変解決に参戦。 人里では、争いを好まぬ温和な尼僧で通っているが、それは里に住む 大概の人間が、何かしらの形で仏教を奉じているからに過ぎない。 今回山を訪れていたのも、宗教上の商売敵に当たる守矢神社を偵察し 近いうちに起こるであろう幻想郷の宗教戦争で優位に立つ為であった。 自分達の力を過信する愚かな僧侶はまだ知らない。彼女の不在をいい 事に、命蓮寺では弟子達による酒宴が始まっている事など―― | 圣 白莲(ひじり びゃくれん) Hijiri Byakuren 种族:魔法使 能力:使用魔法程度的能力(擅长增强身体能力的) 飞天妖怪寺的妖怪圣。被魔理沙绑架来参加解决异变。 虽然在人类村庄里作为不好争斗的温和尼姑名气在外, 但那只不过是因为住在村庄里的人类大多以某种形式信奉佛教罢了。 这次造访山中,也是为了侦察作为宗教上的敌人的守矢神社, 于在不久的将来应该会发生的幻想乡的宗教战争中占据先手。 过于相信己方力量的愚蠢僧侣尚不知晓,趁着她不在的好机会,命莲寺里的弟子们,开始了酒宴—— |
风力发电组
東風谷 早苗(こちや さなえ) Kochiya Sanae 種族:人間 能力:奇跡を起こす程度の能力 妖怪の山にある守矢神社に住む巫女さん。相変わらず神様らしい威厳 は欠片も無い。 神奈子達の提唱する幻想郷エネルギー革命が成功すれば、外の世界か ら持参して来た携帯電話がいずれこの地でも使えるようになる。 幻想郷の変革をリードする神奈子・諏訪子に向ける彼女の眼差しは爛 々として、尊敬に満ち溢れていた。昔は。 度重なる無謀な挑戦、そしてまたまた失敗。嘗て飼い主に懐く子犬の ようだった彼女の双眸の光は、今やどことなく、捨てられた子犬を憐 れむようなそれに変化していた。 | 东风谷 早苗(こちや さなえ) Kochiya Sanae 种族:人类 能力:引发奇迹程度的能力 居住在妖怪之山守矢神社的巫女小姐。依旧毫无作为神明的威严。 若是神奈子等人所提倡的幻想乡能源革命成功,从外面的世界带来的手机总有一天在这里也能使用—— 她用闪闪发亮的眼神看向领导幻想乡变革的神奈子与诹访子,心中充满了尊敬……过去是这样。 数次无谋的挑战,屡战屡败。 过去她双眸中有如小狗对主人一般依恋的神色,现在早就没了,变成了有如对流浪狗一般可怜的眼神。 |
八坂 神奈子(やさか かなこ) Yasaka Kanako 種族:神様 能力:乾を創造する程度の能力 山の上にある守矢神社の神様。異変の実行犯ではないもののまたまた 間接的に原因を作ってしまった。 幻想郷の果ての果てに人知れずそびえ立っていた超巨大な樹木を見つ けた彼女は、これこそが次世代クリーン・エネルギーの象徴であり、 相棒・洩矢諏訪子と共に天地を司っている自分達の力の象徴としても 相応しいと考えた。 思い立ったらすぐやるのがモットーの彼女は、早速何やらご都合主義 な諏訪子の力を借り、天を貫く大樹を一瞬にして山の上に移動させた のだが…残念な事に、今の世の中そんなにうまい話がある訳が無い。 | 八坂 神奈子(やさか かなこ) Yasaka Kanako 种族:神明 能力:创造乾程度的能力 山上的守矢神社的神明。虽然并非异变的实行犯,但也是间接原因。 在幻想乡遥远遥远、无人知晓的地方,耸立着一棵超巨大的树。 看到这棵大树,她认为这正是下个世代绿色能源的象征,也是和伙伴·洩矢诹访子一起拥有的司掌天地之力的象征。 说干就干的她立刻借来了啥都随便的诹访子的力量,将参天大树一瞬间移动到了山上。 不过… 很遗憾,世界上没有这么便宜的好事。 |
敌方角色
各面中Boss
○各面中ボス 木霊(こだま) Kodama 木霊とは樹木に宿る精霊である。また、それが宿った樹木を木霊と呼ぶ。 …ってwikipedia先生が言っていた。ある意味妖精と近しい存在。 導命樹ほどに年季の入った古木となれば、当然、山ほどの木霊が住み着 いているのは何処もおかしくはない。 | ○各面中Boss 木灵(こだま) Kodama 木灵是指寄宿在树木里的精灵。有时也指有此精灵寄宿的树木。 …维基百科老师是这么说的。某种意义上近似于妖精的存在。 像导命树这么有年份的古木,当然也会住着山一样多的木灵, 这一点都不奇怪。 |
荒神药子
○1面ボス 荒ぶる夜叉(ヤクシャ)如来 荒神 薬子(あらがみの くすこ) Aragami no Kusuko 種族:薬師如来(自称)/夜叉(現実) 能力:水を操る程度の能力&薬を扱う程度の能力 偉大な医療の神である「薬師如来」を自称する胡散臭い彼女。その正体 は、遠い昔に遙かインドからこの国へやって来た外来妖怪である。 元々は、水の力で水害や長雨を引き起こす「夜叉」と呼ばれる悪鬼であっ たが、やがてその紛らわしい音韻から、薬師如来と混同され敬われる様に なって行った。 「夜叉」は「ヤクシャ」とも読む。民間レベルでは「薬師」と発音の別が つかなくても仕方が無かった。 さらに、偶然にも本物の薬師如来は、12人とも16人とも言われる夜叉を従 えているとされ、勘違いが広がる土壌は十分にあったのである。 彼女自身も、恐れられるより崇拝されるのが気持ちが良いのは当然の事。 いつからか薬師如来を真似て、独学で薬の知識を身につけ始めた。 ある時、海を隔てた土地から余所者がやって来た。しかし驚くべき事に、 彼女は忽ちのうちに神格化されて、薬子を祀っていた寺と、集まっていた 信仰を根こそぎ奪い取ってしまった。 外来信仰による土着信仰の駆逐。かつて彼女が行った事を今度はその身で 味わう羽目になったのである。 故に薬子には即座に分かった。突如として大樹を光らせた犯人は、そんな 憎らしくもあり畏ろしくもある、因縁の相手に間違い無いのだ。 これは逃げるべきか、それとも雪辱戦を仕掛けるべきか―― 悩んでいるうちに、薬子は守矢神社から飛んで来た人間に撃ち落とされて いた。彼女はどっちつかずの優柔不断だったのである。 | ○1面Boss 凶暴夜叉如来 荒神 药子(あらがみの くすこ) Aragami no Kusuko 种族:药师如来(自称)/夜叉(实际) 能力:操纵水程度的能力&用药程度的能力 她是自称伟大的医疗之神“药师如来”的可疑少女, 其真实身份是很久以前从遥远的印度来到这个国家的外来妖怪。 她原本是被称作“夜叉”的,以水之力引发水灾和大雨的恶鬼。 不久,她因音韵被混淆,被当成药师如来崇拜。 夜叉念作“Yakusha”,以民间水平无法与药师(Yakushi)的发音有效区别也是没办法的事。 况且,恰好据说真正的药师如来也是由12或16个夜叉跟随着。 于是误解变得更严重了。她自己也觉得比起被畏惧,被崇拜的感觉当然要更好。 不知从何时起,她开始模仿药师如来,并自学医药知识。 某天,从隔着海那边的土地远道而来的客人出现了。 而惊讶的是,她突然之间就被神格化了,供奉药子的寺和积累的信仰也尽数被连根夺去。 土著信仰被外来信仰给驱逐。过去她曾做过的事情, 这次轮到她自己品尝到了苦涩。 因此药子马上就明白了,那个让大树突然开始发光的犯人,有多么地可恨、可畏,一定是她那宿命中的对手。 该逃跑呢,还是雪耻一战? 在为此烦恼的时候,药子被守矢神社飞来的人类给击倒了。 她真的是非常优柔寡断呢。 |
飞仓百百
○2面ボス 現金で元気な天気屋 飛倉 百々(とびくら もも) Tobikura Momo 種族:野衾 能力:天気を予知する程度の能力 暗い夜道を歩いていたら、突然顔に何かが覆い被さって来たという経験は 無いだろうか。無いですかそうですか。 その正体は彼女のような「野衾」と呼ばれる妖怪鼠である。リスだっけ? まあどちらでも大した問題ではない。 一見するとただのげっ歯類であるが、隠してある羽を使って空を飛ぶ能力 を持っており、これが人間を驚かす為の切り札であると考えている。 もっとも少女型の妖怪が空を飛ぶのは幻想郷では日常風景。人間が驚くと したら、それは単に、暗中に不意に飛来して来る事による物だろう。 他にも小さな火を吹いたり、天気を当てるスキルを磨いたりと、新たなる びっくり技能の開発には余念が無い。エネルギー革命と同様、人を驚かす という事もまた、進化と行き詰まりのいたちごっこなのである。 今回は空に突如現れた、巨大な光に興味を持ってやって来た。 なにせ聞いた話では、外界では電気を操るネズミやリス、更にはモモンガ が人気者だと言うのだから。 | ○2面Boss 活泼善变的势利眼 飞仓 百百(とびくら もも) Tobikura Momo 种族:野衾 能力:预知天气程度的能力 你曾有过在走黑黝黝的夜路的时候,突然脸被不知什么东西覆盖住的经历吗。 没有吗。 那就是像她一样的,被称作“野衾”的妖怪鼠。 也有可能是妖怪松鼠,不过这不重要。 乍一看的话他们只是普通的啮齿类动物,但他们却有用隐羽在空中飞行的能力。 这被认为是吓唬人类的杀手锏。 当然少女外貌的妖怪在空中飞来飞去在幻想乡只是日常风景而已。 人类之所以吃惊,那只是因为暗中突然有东西飞过来而已吧。 除此之外她也在练习吹出小火苗、预报天气,但没有开发新的吓人技术的念头。 就像能源革命一样,吓人之事也存在着进步与停滞的阶段轮转。 她这次因对空中突然出现的巨大光亮感兴趣而前来。 因为她听说在外界操纵电气的老鼠、松鼠乃至鼯鼠都大受欢迎。 |
萨菈卡·桑坦捷
○3面ボス 堕天狩人 サラカ・サンタンジェ Saraka Sant'Angero 種族:堕天使 能力:魂を刈り取る程度の能力 邪星異変以来、にわかに幻想郷でも姿を見かけるようになった、西の国の 天使達のひとり。 大別して、キリスト教布教の任を負って来た者と、幻想郷の居心地の良さ から、神ヤハウェに無断で住み着いた者が居るが、サラカの役目は後者の ような「堕天使」すなわち天道から外れた者を狩って連れ帰る事である。 魂を狩る大鎌を携えたその姿は三途の川の死神を彷彿とさせ、宗教とはす なわち国境を越えたパクリ合いであると、語らずとも能弁に示している。 …のだが、いささか自制が効かずに、天使ばかりでなく人間の幽霊や怨霊 まで狩り過ぎるという難儀な性格であり、ゆえに自身も堕天使になりかけ ている。 彼女は大鎌の他に、心を狂わせる月の力を操るが、これは元々太陽の力を 持つ天使だったのが、堕天によって力の性質が反転した為なのだ。 もっとも当人はしばらく天界に戻っていない為、堕天には気付いておらず 新しい力が手に入った事を喜んでいる。 堕天使とは往々にして、このように神外の力に酔った者が堕ちる。彼女も また、それも時間の問題かも知れない。 今回導命樹をうろついていたのは、そこに彼女にとって興味深い物が二つ あったからだ。 ひとつは、自分と同じく太陽の光を吸収し力を生み出す不思議な銀の板。 もうひとつは、天道の理を無視して生きる魂――彼女の狩猟対象である。 それが一体何者なのか…続きは製品版にて! | ○3面Boss 堕天猎手 萨菈卡·桑坦捷 Saraka Sant'Angero 种族:堕天使 能力:收割灵魂程度的能力 她是邪星异变之后,突然在幻想乡出现的西国天使之一。 大致区分一下这些天使的话,一类是来宣传基督教的,另一类是觉得幻想乡很好,未上报主神耶和华就擅自定居的。 萨菈卡的任务就是狩猎后者那样的“堕天使”,即将偏离天使之道者带回来。 她拿着狩魂大镰的样子仿佛三途河的死神,无言却雄辩地展示出,宗教就是跨越国界的山寨。 然而,她有着麻烦的性格,有些无法自制,狩猎对象不仅是天使,也开始过度狩猎至人类的幽灵和怨灵。 于是她自己也逐渐朝向堕天使变化。除了大镰刀,她还操纵有使心神狂乱的月之力。 这是原先拥有太阳之力的天使的她,因为堕天反转了她力量的性质的缘故。 因为有段时间没有回过天界,她本人自然没有发现她的堕落,而对到手的新力量感到高兴中。 堕天使们往往是由这种陶醉于非神力量的天使堕落而成的。她还差一些,但也许只是时间的问题。 这次她在导命树周围徘徊,是因为那里有让她很感兴趣的两样东西。 一个是,和自己一样吸收阳光产生能量的不可思议的银板。 另一个是,无视天道之理生存的灵魂——她的狩猎对象。 那到底是谁呢……请期待完成版! |
祟德院天梦
○4面ボス 人妖二界の皇 祟徳院 天夢 Suitokuin Tenmu 種族:大天狗(元人間) 能力:崇めれば祟らない程度の能力 「大天狗」という、天狗社会の管理職に就く偉い妖怪。 但しその正体は、生前の強い恨みによって妖怪となった、やんごとなき身 分の人間である。 彼女は復讐の為に、その権威によって妖怪達を束ね、天狗の長たる天魔と 共に山の支配体制を形成して行った。 それ故に、最近突如として居座り始めた余所者の神様が気に喰わなかった。 (ちなみに以前山を陥落させた天使達に関しては、すぐに帰ったので別に どうとも思っていない) 間欠泉異変に宝船異変――守矢の神々が起こした事件を、これ幸いと報道 部隊にバッシングさせ、風評拡散を狙った事もあったが、いまいち上手く 行かなかった。守矢側が巧妙に尻尾を掴ませなかったとか、地底界の情報 が何者かによって封鎖されていたとか、原因は色々あるのだが、何よりも 山の外の人妖にとって、どうせ行かないし行けない守矢神社の事など、ぶ っちゃけどうでも良かったのだ。 神奈子達が導命樹を山に持ち込み、更に外界から神様を招いたと知った時 彼女は今度こそ守矢の評判を地に落とす事が出来ると確信した。何故なら 守矢が連れて来た神様と自分は、ちょっとした繋がりで、少なからず親交 を持っていたからだ。 天夢は守矢に悟られないよう、秘密裏に「彼女」と接触して計略を練った。 「彼女」が異変を起こせば、導命樹には膨大なエネルギーが集まり、暴走 したら幻想郷壊滅の危機となる。 実際の所「彼女」の意図はそこではないが、天夢が守矢を陥れる材料とし ては十分すぎる物だった。 加えて、泡を喰った守矢は必ず樹に飛んで来るので、自らその現場を押さ える。「彼女」の目的達成を助けつつ、守矢を山から追い出す口実を手に 入れるのである。 守矢のエネルギー計画は駄目だと認めさせて、知らしめてやるだけでも良 いが、うまく間欠泉や宝船の異変に関する事を、当人達の口から引き出す 事が出来れば、これ以上の収穫は無いだろう。 止めに射命丸文以下、報道部隊と哨戒部隊を里からの道中に配置し、巫女 の干渉も妨害する。 計画は完璧だった。一つ致命的な穴があったとしたら、天狗の幹部が異変 に協力しているという現場を、逆に押さえられてしまった事だろう。 | ○4面Boss 人妖二界之皇 祟德院 天梦 Suitokuin Tenmu 种族:大天狗(元人間) 能力:被崇拜就不作祟程度的能力 天梦是被称作“大天狗”的,在天狗社会中担任管理职务的伟大妖怪。 但是其正体,却是因生前的强烈仇恨而成为妖怪的,身份高贵的人类。 她为了复仇,以其权威治理妖怪,并与天狗之长的天魔一同制定了山上的支配体制。 因此,她看那个最近突然开始住在这里的新入神明非常不顺眼。 (顺带一提,以前攻破了山的天使马上就回去了,所以她也没特别在意) 间歇泉异变与宝船异变——守矢神社所引发的事件,让她有机会让她的新闻部队抨击他们,并传播他们的谣言,不过,不太成功。 因为各种各样的原因,守矢方相当巧妙,抓不到他们的尾巴; 地底界的情报又被不知道谁给封锁了。 更重要的是,对于山外的人和妖来说,守矢神社走不走都无所谓。 当她知道神奈子把导命树带了到山上,又从外界带入了一个神明的时候, 她这次可以确信守矢会名声扫地了。 因为,守矢带来的神和自己有着联系,也算是深交了。 天梦没让守矢知道,秘密地与“她”接触并策划。 如果“她”引发异变,让导命树聚集数目庞大的能量的话,一旦暴走,幻想乡将会遭遇毁灭的危机。 实际上“她”并无此意,但对天梦而言足够作为陷害守矢的材料了。 此外,惊慌的守矢一定会向树飞来,她自己就到现场来把他们逮个正着。 在帮助“她”达到目的的同时,找到将守矢赶出山上的借口。 让守矢承认他们的能源计划行不通,光是这点就够好了,但没有比能从当事人口中引出间歇泉与宝船的异变更好的收获了。 她把射命丸文麾下的报道部队与哨戒部队从人类村落一路配置到山上,来阻挠巫女的妨碍。 计划很完美。要说什么致命漏洞的话,那就是这位天狗干部在协助异变时被反过来逮了个正着吧。 |
八重咲杏
○5面ボス 夜を裂く花の子 八重咲 杏 Yaesaki An 種族:木霊 能力:春を送る程度の能力 平安時代から生きる古い梅の樹――導命樹に生息する精霊。 自然の具現たる妖精とはある意味近しい存在。またある意味では導命樹の 自我そのものである。名前がアンズなのに梅とか突っ込んではいけない。 導命樹という巨大な神木を依代とするだけあり、彼女達の総数は凄まじい 物がある。が、そのすべての個体は、杏という一つの自我を共有している。 集まって人間に似た姿を取る事も、無数に分離する事も自由自在である。 複数形で「杏ズ」なんですねとか突っ込んではいけない。 外の世界において、導命樹はとある伝説をもって語り継がれている。 遠い平安の時代、樹=杏の主である禍原命廟が、都から遠く太宰府へと流 された後、彼女を慕って梅の木ごと空を飛んで追って行ったという「飛梅 伝説」である。もうお分かりと思うが、樹を飛ばしたのは杏の仕業だった。 とは言え実際には、彼女にも太宰府まで飛ぶだけの力は無く、途中で力尽 きて、その地に根を下ろした。 現在、飛梅として太宰府に伝わる梅の木は、都から来訪した者が株を携え て来たというのが現実である。人知れず墜落した本物の飛梅の木は、いつ の間にか幻想の存在と成り果てていたのだ。 「私が居なくなっても、春になったら風に乗せて匂いを届けておくれ」 彼女の主人は、別れの際にそう言った。 忠義に厚い(諦めが悪いとも言います)杏は、樹を飛ばす力を失っても、 年月をかけて樹自体を大きく育てる事で、遙か遠い地の主人にまで花の香 りを届けようとした。 守矢の神々はその樹を、飛梅の樹とは知らずに導命樹として神社に移し、 さらにたまたま、主人の禍原命廟を、エネルギー革命の神様として招いた のである。 かくして偶然の再会を果たした主従であったが、樹を自らの本拠地である 太宰府に引き取りたいという命廟と、エネルギー新時代の象徴・導命樹と して幻想郷に残したいという神奈子達の意見がにわかに衝突。 そこに日本三大怨霊として命廟と親交のあった祟徳院天夢が付け込み、守 矢に対する命廟の不信感を煽る工作に出た。 結果、飛梅の樹を取り返す為、命廟は天夢の協力を得て、強硬策を実行す るべく壮大な仕込みを開始する。 杏の役目は、決行当日、集団戦術を駆使しての邪魔者の撹乱と撃退、不可 能であれば時間稼ぎであった。 | ○5面Boss 划破夜空的花之子 八重咲 杏 Yaesaki An 种族:木灵 能力:运送春天程度的能力 木灵是从平安时代生存至今的古老梅花树——导命树上栖息的精灵。他们是和自然的具现——妖精,意义相似的存在。 某种意义上,她们就是导命树的自我本身。不要深究为什么名字叫杏实际上却是梅花。 她们只是凭依在名为导命树的巨大神木上,而她们的总数非常可怕。 但所有的个体都共有杏这一个自我。他们可以自由自在地集聚成与人类相似的身姿,也可以分离成无数个个体。 复数形式是“杏s”对吧——这种槽也不许吐。 在外面的世界,导命树以某个传说的形式流传着。 这传说就是在遥远的平安时代,树(杏)的主人祸原命庙从都城被远远地流放到太宰府之后,仰慕着她的梅树飞向空中追去的“飞梅传说”。 您大概已经明白了,让树飞起来的就是杏。 但话说回来,她的力量其实并不足以飞到太宰府,在途中用尽了力气,就在那片土地上生根了。 现实中,现在作为太宰府里的飞梅而被世人所知的,实际上是来自都城的到访者带来的一棵树。 不为人知地坠落的真正的飞梅,不知何时沦为了幻想的存在。 “纵然我不在了,春天来临之时,将花香随风送去吧。” 她的主人在临别之际如此说道。 笃于忠义(也有说是因为不愿放弃)的杏,就算没有了让树飞翔的力量,树本身随着岁月长大,她借此将花香送给身处遥远之地的主人。 守矢的众神在不知这棵树就是飞梅的情况下,把它作为导命树移到了神社。 而且偶然地,飞梅的主人祸原命庙也作为能源革命之神被招了进来。 偶然地,主从再会了。于是,想把树领回自己的据点(也就是太宰府)的命庙, 和想把她留在幻想乡里作为能源革命的象征·导命树的神奈子,忽然发生了意见冲突。 此时,与日本三大怨灵之一的命庙是深交的祟德院天梦插手其中,开始煽动命庙对守矢的不信任感。 结果,为了夺回飞梅,命庙得到了天梦的协助,为实行强硬政策开始了壮大的准备。 杏的任务,就是在行动当天,用集体战术搅乱和击退妨碍者。没能成功的话就尽可能地拖延时间。 |
姬海棠果
○6面中ボス 念入りな念写記者 姫海棠 はたて Himekaidou Hatate 種族:鴉天狗 能力:念写をする程度の能力 彼女は新聞記者なのだが、外に出かける事は無かった…というのは過去の 話で、現在は射命丸文の好敵手として取材に精を出したり、天夢の指示に より導命樹哨戒の任に就いたりしている。 河童の最新技術の産物、念写が出来て面倒なフィルム巻きも必要無い彼女 のカメラは、高性能ではあるが、幻想郷では未だ馴染みの薄い電気を動力 とする所に大きな問題があった。 薄くて小型な今どきの最新機器は、その分まめに充電しなければ使い物に ならなかったのである。 そして、激しい光を放つ導命樹には、何故か電気のエネルギーが満ち満ち ていた。 取材活動と充電と一石三鳥。彼女にとってこれ程の幸運は無かっただろう。 そう、一石三鳥。ライバルである文は、少し前に守矢神社に急行する霊夢 に轢かれているのだから。 | ○6面中Boss 细致的念写记者 姬海棠 果 Himekaidou Hatate 种族:鸦天狗 能力:可以使用念写程度的能力 她虽然是新闻作者,但从未外出取材过……这是过去的事了。 现在作为射命丸文的好对手努力取材着,也按照天梦的指示执行着导命树哨戒的任务。 作为河童最新技术的产物,可以念写、而且没必要做麻烦的卷胶卷工作的她的相机的性能非常好,但采用幻想乡尚不熟悉的电作为动力是一大问题。 又薄又小的现代最新机器,乃是不勤快充电就用不了的东西。 而剧烈发光的导命树,不知为何让它的电力时刻满满的。 既能取材,又能充电,真可谓一石三鸟。这对她而言乃是前所未有的幸运。 是的,一石三鸟。 因为对手——文,在不久之前被急忙赶到守矢神社的灵梦给碾了过去。 |
祸原命庙
○6面ボス 平安の大怨霊 禍原 命廟 Magahara Mitama 種族:神霊(元人間) 能力:詩を読む(死を呼ぶ)程度の能力 神奈子による新たなエネルギー革命計画の為、今回外界から招かれた神様 であり、サラカが狙う「理を無視して生きる魂」の正体であり、天夢と同 様に悪霊化した元人間であり、飛梅の樹の主――より正確には、死後に稼 いだ莫大な信仰により、悪霊から神霊となった人間である。 一度は政敵に貶められて非業の死を遂げるが、凄まじい怨霊と化して落雷 と疫病を振り撒き、それを鎮める為に神格化されたという伝説は、日本の 歴史に明るい賢明な諸氏ならば、既に知っている所であろう。 雷神とも呼ばれる彼女は、人間だった頃から既にその力を宿していた。否、 それは神などではなく、都の民衆を脅かしていた鬼の力である。平安京に おいては、鬼と人との結びつきは現在よりも遙かに強い物だった。 人間の欲はいつの時代も変わらぬもの。数百年前に豊聡耳神子が追い求め た道教は既に忘れられていたが、支配者達にとって、鬼の力はその代わり とでも言うべき物として映った。 聡明な命廟はすぐに神子と同じ結論に達した。国を動かす者全てがこのよ うな超人的な力を持っては、天(政治)が乱れるは必定。そう、人の道を 踏み越えた力を持つのは、本当に選ばれし者だけでなければいけない。 彼女は頭は切れるが不器用であった。不器用であったが故に、心も鬼にせ ざるを得なかった。 そして、鬼の力に手を染めた友人や師を、政界に蔓延する「鬼」を人知れ ず闇に消して行った。 後世には詩聖とも呼ばれる程、漢詩や和歌にも通じていた命廟は、師の詠 んだ歌の内容に、背後の鬼の存在をすぐさま見抜いたのである。 正道から外れた謀略を鬼道と呼ぶ事があるが、それはこのエピソードに基 づいているとも言われる。 (民明書房刊 『リサイクルされた東方神霊廟釣り計画』より抜粋) 後に無実の罪で左遷を言い渡される時、彼女は一言の弁解も許されなかっ たとされているが、これはそうした行為への罪悪感から、敢えて弁明せず 汚名を被るという、彼女なりの贖罪であった。 その後は我々の知る通りで、思いがけずして人々によく知られ親しまれる 神様になったわけだが、やはり元は学者。好奇心と探求心に満ちる彼女に は、神奈子の話した幻想郷は非常に興味深いものとして映った。 こうして幻想郷を訪れ、思いがけずかつて自宅にあった梅の樹――八重咲 杏と再会を果たす。そして彼女を太宰府へ連れて帰りたいと考えた事から 今回の異変が始まったのだ。 神様と言っても能力はピンキリであるし、出来る事も皆同じではない。 命廟は雷の力を行使する事こそ出来るが、巨木を一瞬にして空間転移させ るような魔法的な力は使えなかった。そこで立てた作戦が、必要なエネル ギーが膨大過ぎて、実用化出来ずに忘れられた「ワープ理論」である。 自身の発する莫大な電力に加え、水力発電タービン、太陽光発電パネルと いった、天夢が予め部下に集めさせておいた機械部品を補助動力として樹 に組み込み、ワープに必要な電力を生み出そうとした。それが樹の発光の 正体だった。 高く飛ぶ鳥は落とされる。分不相応な力は我が身を滅ぼす。 結局の所、こうして花鳥風月を愛する命廟は生粋の詩人であり、支配者と しては優し過ぎた。 だが、今なお全国に広がり親しまれている「天神様」信仰は、彼女のそん な一面に由来するのかも知れない。 | ○6面Boss 平安的大怨灵 祸原 命庙 Magahara Mitama 种族:神灵(原人类) 能力:吟咏诗歌(呼唤死亡)程度的能力 她是神奈子为了新型能源革命计划,这次从外界招来的神明; 是萨菈卡所瞄准的“无视天理生存的灵魂”的正体;是和天梦一样恶灵化的原人类; 是飞梅的主人——更准确地说,是因为死后得到了莫大的信仰,从恶灵变为了神灵的人类。 曾经因政敌而被贬从而死于非命,化为了恐怖的怨灵,散布落雷与疾病。 为了平息她而将她神格化——这个传说,如果是熟悉日本历史的聪明的诸位的话,应该已经知道了吧。 被称作雷神的她,在还是人类的时候就已经寄宿着这个力量了。不,那不是神之类的力量, 那是让都城的民众受到威胁的鬼之力。平安京中,鬼与人的联系远远比现在强得多。 人类的欲望是不随时代而变的。数百年前丰聪耳神子所追求的道教虽然已经被遗忘, 但统治者们转而开始追求可以说是其替代品的鬼之力。 聪明的命庙马上与神子得出了相同的结论: 如果能掌握国家的人全部拥有这样的超越人类的力量的话, 天(政治)势必会大乱。没错,必须是唯有真正的天选之人才能持有超越人类领域的力量。 她有着敏锐的头脑,办事却相当笨拙。正因为她办事笨拙,她才能狠下心去。 那之后,她那些染指了鬼之力的友人与老师,还有在政界蔓延着的“鬼”,都不为人知地消失在黑暗中。 在后世被称作诗圣,精通汉诗与和歌的命庙, 早在她的老师所咏的和歌之中,就立即看出了背后的鬼的存在。 据说,偏离正道的谋略被称作鬼道,就是来源于这则轶事。 (摘自民明书房刊《被回收的东方神灵庙钓鱼计划》)。 后来她因为冤罪被判处左迁时,人们以为她不被允许进行任何辩解, 然而这其实是出于对自己至今行为的罪恶感,她不敢辩解、承担污名,作为她自己的赎罪。 那之后就像我们知道的那样,她没料到她变成了为人们所熟知与喜爱的神明,但她终究还是本来的学者。 充满了好奇心与探求心的她,在听了神奈子的话后觉得幻想乡很有意思。 因此她被邀请到了幻想乡,没有想到与自家的梅花树——八重咲杏再会了。 于是因为她考虑把杏带回太宰府,这次的异变就开始了。 神明有着形形色色的能力,可能做到的事情却并非完全相同。 命庙有着能够驱使雷电的力量,可是没有让巨木在一瞬间空间转移的魔法力量。 于是她制定的计划,就是那因需求能量过于膨大无法实际应用而被遗忘的“空间跳跃理论”。 除了她自己所发出的莫大电力之外,还有水力发电涡轮机、太阳能发电板等天梦预先让部下收集的零件作为辅助动力嵌入树中。 空间跳跃所需的电力泉涌而出,这就是树发光的原因。 高飞的鸟也会落下。不相称的力量会毁灭自己。 结果,这样地爱着花鸟风月的命庙仍是个纯正的诗人,作为统治者始终太过温柔了。 但是,在全国范围内广受人们喜爱的“天神大人”的信仰,说不定就是由她那样的一面而来的。 |
米歇尔·桑坦捷
○EX中ボス 大いなる実の護り手 ミシェル・サンタンジェ Michel Sant'Angelo 種族:大天使 能力:啓示を下す程度の能力 史上最強のうっかり天使。「サンタンジェ」とは天使個別の性ではなく、 位の高い天使の称号のような物らしい。 今回は堕天ルートまっしぐらのサラカ・サンタンジェを回収する為に派遣 されて来ており、導命樹を新たな天使軍団の砦だと思っている様子。 実はエデンの園にも生命の樹という物が存在しており、偶然にも両者の外 見はどことなく似通っているとか。勘違いの土壌は十分にあったのである (大事な事なので二回言いました) ミシェルは本物の生命の樹でも、中心部に当たる第6層の守護者を務めて おり、導命樹中心部の光の舞台を、自分に相応しい場所と、ますます強固 に信じ込んでいる。 ただ疑問があるとすれば、哨戒に当たる妖精達がどうも自分に非協力的な 気がする事くらいだが、単体でも十分な戦闘能力を持つ彼女にとって、そ れは大した問題ではなかった。 | ○EX中Boss 伟大真理的守护之手 米歇尔·桑坦捷 Michel Sant'Angelo 种族:大天使 能力:降下启示程度的能力 史上最强的糊涂天使。桑坦捷不是个别天使的姓氏,而是天使之中高位天使的称号一样的东西。 这次她是被派遣回收堕入堕天使之道的萨菈卡·桑坦捷而来,不过她似乎也想把导命树变成新的天使堡垒的样子。 确实伊甸园中也有着被叫做生命之树的东西,这两棵树的外貌恰巧也有些相似。 搞错了也是很正常的。(因为很重要所以说两次) 米歇尔在真正的生命之树中也担任着第六层的护卫,在导命树中心充满光的适合她的舞台之中, 她的想法变得更坚定了。 如果有问题的话,那就应该是巡逻妖精不与自己合作吧。 对于单独一人战斗能力都十分充足的她来说,这并不是一个大问题。 |
远音莉可
○EXボス 遠き音を届ける歌姫 遠音 リコ Toone Riko 種族:神霊 能力:魔法の歌を紡ぐ程度の能力 「歌」とは、すなわち言霊である。歌い手の精神を声に乗せ、聞き手の精 神に作用させる超自然的能力である。ゆえに人類は、いかに技術の進歩を 経ても、「歌」を感情の無い無機物に任せる事は無かった。そして、この 遠音リコは、そんな古い常識に囚われない、歌うからくり人形である。 彼女は何者なのか? 一体誰によって作られたのか? そもそも幻想の存 在ではないのでは? 残念な事に、その全ては今の所誰にも分からない。というか本人も分から ない。ただ確かな事は、この不可解な傀儡は、神霊大増殖の異変が起きた 第126期の春頃に初めて目撃されたという事のみ―― (それすらも天狗のネットワークによる情報である為、確かかと言われる と大いに怪しい物なのだが) 「自分にその技術は無いが、もし歌を歌う事が出来たら?」 「自分は男性であるが、もし女性の声で歌う事が出来たら?」 言わずもがな、自分に無い物を求める感情は、人間にありがちな欲望であ り、すなわち神霊の根源である。 異変の後、豊聡耳神子に吸収され消えたとされる小神霊達であるが、一部 の神霊は何かしらの幸運を得て、確かに存在する者として昇華されたので はないだろうか? それが遠音リコなのでは? 高度に文明化された外の世界において、彼女と同様の歌う機械人形がにわ かに流行している事や、偽物が次々作られては忘れられていく事と何か関 係があるのか? いくら推理を重ねて見ても、いずれの可能性も推測止まりである。 だが彼女自身は、自分が何者かは分からずとも、歌う事への純粋すぎる熱 意と「CD化」「メディアミックス」などと言う謎の願望をしっかり人格 (?)の中心に有している。 もし彼女の正体が神霊の集合体なのだとしたら、非常にそれらしい、過ぎ たる飽くなき欲望である。 | ○EXBoss 传递遥远之音的歌姬 远音 莉可 Toone Riko 种族:神灵 能力:织就魔力之歌程度的能力 “歌”,即“言灵”。这是使歌手的精神乘着声音,在听者的精神上作用的超自然的能力。 因此人类无论经过怎样的技术进步,都不会把“歌”交给没有感情的无机物。 然后这个远音莉可,就是不被这样的古老常识所囚禁的,唱歌的人偶。 她是谁? 究竟是谁创造了她?她原本不是幻想的存在吧? 可惜的是,现在没有人知道。再说她本人也不知道。 只是,可以确定的是,这个不可思议的傀儡,在发生了神灵大量增殖的第126季的春天的时候—— 她被初次目击了…… (因为就连那个也是来自天狗的情报网的信息,所以要说准不准确,只能说是非常可疑的东西) “虽然自己没有那个技术,但要是可以唱歌的话?” “虽然自己是男性,但要是可以用女性的声音歌唱的话?” 不必多说,追求自己没有的东西的感情,是人类常有的欲望,也就是神灵的根源。 异变之后,人们认为被丰聪耳神子吸收的小神灵们都消失了, 但有没有可能是其中一部分神灵不知怎么幸运地升华为了实际的存在了呢?那是否就是远音莉可呢? 在高度文明化了的外面的世界中,和她一样的唱歌的机械人偶突然流行和 模仿物的不断被制作又被渐渐遗忘一事和她有什么关系吗? 无论怎么反复推理,任何可能性也莫过于推测。 但是她自己,尽管不知道自己是什么人,在她的人格(?)中心却抱有对唱歌纯粹得过头的热情, 以及“CD化” “跨媒体制作”等谜般的愿望。 如果她的正体是神灵的集合体的话,那么十分名副其实,是过度无止境的欲望。 |