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东方文花帖(书籍)/露娜萨·普莉兹姆利巴/中日对照
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报纸
第百十三季 文月の一 | 第一百十三季 文月1之一 |
騒霊ライブ、突然の会場移動 | 骚灵音乐会,突然转移场地 |
○月○日、白玉楼で行われた騒霊でライブは、ライブ中に突然場所を変えると宣言して、観客を全員連れて紅魔館前に移動していたことが判った。移動後も普通にライブは再開し大きな混乱は無かったようだが、あの世とこの世を移動するくらいの大きな大移動に、観客も何故? と首を傾げていた。結局、ライブ終了後も説明は一切無く、観客も盛り上がったからいいや、と言った感じで問題は起きなかった。 | ○月○日,于白玉楼举行的骚灵现场音乐会,在表演过程中突然宣布要转移场地,最后全部的观众都被带到了红魔馆前方。转移之后演出仍旧继续像平常一样进行而没有引起什么大的混乱,不过这次从那个世界到这个世界的大转移,具体理由是什么?观众们也表示有些不理解。结果,演出结束后也没有人出面说明原因,观众们觉得反正很开心也就无所谓了,所以最后并没有闹出什么事情。 |
そんなお騒がせなライブを行ったのは、プリズムリバー三姉妹(ポルターガイスト)。長女でありリーダーでもあるルナサ・プリズムリバーは移動の理由をこう語った。 | 这场喧嚣音乐会的主角,就是普莉兹姆利巴三姐妹(骚灵)。身为长女兼乐队队长的露娜萨·普莉兹姆利巴对于转移场地的理由进行了说明。 |
「気圧が下がっていてねぇ。あの時白玉楼は圧力が下がりきっていたわ……。あのまま続けていたら間違いなく雨が降ってきた。だから妹達に命令して移動させたのよ」 | 「因为气压下降了呀。那时白玉楼一带的气压已经降到很低了……。要是再那样继续下去的话肯定会被雨淋到。所以我才命令妹妹们转移场地的」 |
また、移動の理由は二人の妹、メルラン・プリズムリバー、リリカ・プリズムリバーにも伝えていなかったと言う。 | 另外,她说,这次转移的理由当时都没有告诉她的两个妹妹,梅露兰·普莉兹姆利巴和莉莉卡·普莉兹姆利巴。 |
会場移動の混乱は無かったが、何故? | 转移场地的时候没有造成混乱,为什么? |
「伝えようが黙っていようが、雨は降る。それに理由が判らないから観客も文句を言わずに付いてくる。観客は、何が起こるか判らないサプライズは喜ぶのよ。理由が判っていたら、移動はサプライズじゃなくてアクシデントになってきっと苦情も出る」 | 「不管要不要告诉她们,雨都是会下的。而且不知道原因的话观众们跟着我们走也就不会发牢骚了。观众呢,对于这种不知道发生了什么就好像是我们故意安排的感觉很喜欢。如果告诉他们理由,说这次转移实际上是一次事故的话那肯定就得是怨声载道了」 |
その思惑通り、観客は誰一人文句を言うことなく、むしろ予想外の出来事を楽しんでいたようである。アーティストならば、演奏だけに固執するのではなく、ライブを創る事が出来なければ一流ではないという。ライブを創るとはライブを楽しませる事だ。良い曲ならば人は楽しむという訳ではない。良いライブを創ると自ずと曲も良くなるのだ、と語る。 | 最后的结果和她想的一样,观众里面没有一个人表示不满,倒是好像对这次意外的事件都很感兴趣一样。她接着说,作为艺人,不能完全只执著于演奏,如果无法表现出有创意的演出就不是一流的艺人。所谓一场演出的创意实际上就是愉悦观众。并不是说人们听到了好的曲子就会高兴的。如果演出的创意好那么曲子自然而然就会变得好听了。 |
ただ、どうして彼女だけがもうすぐ雨が降ると予想できたのかは判らなかった。長女しか気が付かなかったところを見ると、それは騒霊の特性では無いと思われる。 | 但是,我还是不知道为什么只有她当时判断出来马上就要下雨的。只有身为长女的她注意到了这一点,看来这应该不是骚灵所特有的能力。 |
(射命丸 文) | (射命丸文) |
采访
文「ライブお疲れ様です。今回も楽しませていただきました」 | 文「演出真是辛苦了。这次我也过得很开心」 |
ル「大して疲れないわ。ほら楽器も自分で持っている訳でも歌を歌うわけでもない。」 | 露「也不算非常辛苦。乐器也不用我们来拿,也不需要我们来唱歌。」 |
文「判りました。ライブお楽しみでしたね。今日のライブは雨が降ってこなかったんですね」 | 文「我看出来了。音乐会让大家都很开心。今天也没有下雨之类的事情发生」 |
ル「ライブと雨は関係ないでしょう?」 | 露「演出和下雨有什么关系吗?」 |
文「ほら、この記事の時のライブは貴方だけ雨が降るって判ったのですよね?」 | 文「不不,在这篇报道里说当时演出的时候只有你一个人预知到要下雨了不是吗?」 |
ル「それはすぐに判る」 | 露「很容易就知道了」 |
文「どうやって知り得たのでしょうか」 | 文「真的很好奇你是怎么看出来的」 |
ル「気圧が下がるとね、テンションも下がるの」 | 露「气压一下降,紧张感就完全没有了」 |
文「そんな感覚的なことなんですか……」 | 文「原来是靠感觉来得出这个结论的吗……」 |
ル「感覚的? 何か勘違いしているみたいね。テンションってのはヴァイオリンの弦の張りの事よ。張りが弱くなると音も低くなる。響きも変わる。だからすぐに判る」 | 露「靠感觉?你好像误会我的意思了,我说的紧张感指的是小提琴琴弦的舒张力。琴弦不紧了声音也就会变低沉,出来的感觉也会不一样,所以我就能立刻知道要下雨了。」 |
文「あ、そうなんですか。私はてっきり貴方のテンションが下がるのかと思いました」 | 文「啊,原来是这样。我还以为是你自己兴奋的感觉消失了呢」 |
ル「音程がずれると私のテンションも下がる」 | 露「要是跑调的话我的兴奋感也会消失」 |
文「あっそう。前から思っていましたが、貴方のバンドって言って良いのか判らないけど演奏団、ヴァイオリンとトランペットとキーボードっていう三人でやってますよね?」 | 文「啊,这样。我以前就一直在想一个问题,你的乐队,不,这么叫不太好,或者说是演奏团吧,是由提琴手、小号手和键盘手三个人组成的对吧?」 |
ル「そんな事、前から思っていたの? 見たまんまじゃないの」 | 露「这种问题,还需要思考吗?看不就知道了」 |
文「まだ途中です。その楽器の組み合わせって、なんか変な組み合わせじゃ無いですか?」 | 文「我还没说完呢。这样的乐器组合,难道不觉得有些奇怪吗?」 |
ル「何で?」 | 露「为什么?」 |
文「どういう曲を演奏しているのか想像できない組み合わせって言うか、音の相性がいいとは考え難いと言うか。そもそも普通バンドって、ヴァイオリンは居ないですよねぇ」 | 文「该说是我想象不出你们在演奏怎样的曲子好呢,还是该说觉得这种声音的搭配不太好呢?如果是普通的乐队里,应该是没有小提琴的吧」 |
ル「だから何で?」 | 露「你想说什么?」 |
文「何でと言われても」 | 文「要说的就这些了」 |
ル「貴方は音楽のことを何にも判っていない。音楽の本質は何か、それは音が出ることなのよ。決して音楽を真似ることではない。楽譜なんて枝葉末節。音を出す事こそが重要なの。自然の音から外れた音が騒音なら、本当に優れた音楽は騒音と変わらないのよ」 | 露「你对音乐方面真是一窍不通呢。音乐的本质是什么,就是要发出声音呀。我们决不是在模仿哪段音乐。乐谱这种东西根本就不重要。发出声音来才是最重要的。如果说不属于自然界的声音就是噪音的话,那么真正优秀的音乐就和噪音没什么两样了呀」 |
文「騒音ですか。確かに貴方達は騒がしいですが」 | 文「是说噪音吗。你们也的确是够吵闹的」 |
ル「音が出る物であればどんな物でも騒音を生み出すことが出来る。演奏者が音楽を創るのであって、楽器はあくまで飾りなの」 | 露「能出声的东西都是可以发出噪音的。演奏者是创造音乐的人,而乐器不过是个装饰而已」 |
文「だから、何でも好いから好きな楽器を取った結果がヴァイオリンだった、と言うのでしょうか?」 | 文「也就是说,你随自己的喜欢随手选出来的乐器就是小提琴,是这样子的吗?」 |
ル「いや、私はヴァイオリンが得意だったから」 | 露「不是,因为我拉小提琴拉得最好」 |
文「楽器はあくまで飾り、って言ったじゃないですか~」 | 文「乐器不过只是装饰,这不是你刚刚才说完的话吗~」 |
ル「得意じゃないと自在に音が出せないでしょ。自由に音が出せないと騒音にもならない」 | 露「拉得不好的话就不能随心所欲地让它发出声音了。要是声音都不能随心而发的话就连噪音都算不上了」 |
文「なんだか難しい事を言っている様に聞こえますが、要約すると貴方達のライブは騒音だと」 | 文「你说的话对于我来说越来越难以理解了,如果概括地说你们的音乐会就是在制造噪音」 |
ル「お褒めいただき、有難うございます」 | 露「能让您这样夸奖,真是十分感谢」 |
简介
ルナサ・プリズムリバー | 露娜萨·普莉兹姆利巴 |
騒霊(ポルターガイスト)の演奏隊で、妹に次女メルラン、三女リリカがいる。 | 骚灵的演奏队的一员,妹妹是次女梅露兰,三女莉莉卡。 |
弦楽器、特にヴァイオリンが得意。 | 擅长演奏弦乐器,特别是小提琴。 |
出演作:『東方妖々夢』 | 登场作品:『东方妖妖梦』 |
注释
- ↑ 文月:日本历七月
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