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东方铃奈庵/第二十五话
< 东方铃奈庵
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< | 第二十四话 | 东方铃奈庵 | 第二十六话 | > |
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守护幻想乡的战斗!灵梦vs卦书妖怪! | ||
東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery | 东方铃奈庵 ~ Forbidden Scrollery | |
原作:ZUN 漫画:春河もえ | ||
第二十五話 「著者不明は容易く盗まれる 後編」 | 第25话 「作者不明易遭盗用 后篇」 |
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本居小铃 | ……これから今日明日の間は運の巡りが最悪となるわ 想像もしていない事が起こるかも知れないので用心した方が良いかもね | ……接下来的今天和明天这段时间你的运势会落入最坏的状态 或许会发生一些根本无法想象的事情 最好还是小心为上吧 |
雾雨魔理沙 | そ そうなのか | 是 是这样吗 |
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本居小铃 | ま 当たるも八卦 当たるも八卦 ですけどね | 嗯 八卦准不准 谁人能料中 反正就是这样啰 |
雾雨魔理沙 | そうだよな 所詮占いだし…… | 也是啊 毕竟只是算命…… |
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博丽灵梦 | ーーで 明日決でうちに居座るっていうの? | ——所以 你就决定在我这里一直待到明天? |
雾雨魔理沙 | ま 所詮占いだが念の為な | 哎 虽然只是算命 不过保险起见 如果是 |
博丽灵梦 | あんたが「魔」じゃん | 你不就是「魔」吗 |
雾雨魔理沙 | それにしても少し気になるんだよな あの独特な占術は何処かで見た事があるんだが | 话是这么说啊 还是有点在意啊 那个独特的占卜术好像在哪见过 |
博丽灵梦 | ん? そういえばあんた占いとか信じるくちだったっけ? | 嗯? 说起来你会相信占卜那种东西吗? |
雾雨魔理沙 | 興味あるだけだ幸運のメカニズムに | 我只是对幸运的机理感兴趣而已 |
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雾雨魔理沙 | そうだ思い出した 長屋に住む易者の大先生の門人の中に似た占術を使っている奴がいたな 独特だったんで印象に残っている | 对了 我想起来了 有一个住在长屋里的卦术老师 他的门生中有个人用的占术和这个相似 因为非常特别 所以现在还有印象 |
博丽灵梦 | ふーん 易者の大先生なんていたんだ | 唔—嗯 原来还有这么个卦师的老师啊 |
雾雨魔理沙 | お前は人間社会にほんと趣味ないな その門人は占術が魔術を帯びてきて破門になったとか | 你这家伙对人类社会还真是一点都不关心啊 那个门生呢 因为他的占术里带有魔术最后好像被扫地出门了 |
博丽灵梦 | 魔術…… ちょっと詳しく聞こうかしら | 魔术…… 能不能跟我详细说一下呢 |
雾雨魔理沙 | 確かそいつは半年ほど前に不審な死を遂げてた気がする 自殺なのか妖怪の仕業なのかわからず一時話題になったが そのまま埋葬された | 没记错的话好像那个家伙差不多半年前不明不白地死了 说不清是自杀还是妖怪害人 这件事当时还招来很多议论 最后就这样把他埋葬了 |
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稗田阿求 | 鈴奈庵の占いがよく当たるって? ぶーん あの本を使ってるんでしょうね 何だって? 小鈴が編み出した独自の占術ですって? そう言ってるの? | 你说铃奈庵的占卜相当灵验? 唔—嗯 应该是用了那本书吧 你说什么? 是小铃自己新发明的独创的占术? 她真的这么说吗? |
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阿求仔细思索 | ||
稗田阿求 | 「民家要術」…… これだ 小鈴はこの罠に陥っている | 「民家要术」…… 就是这个 小铃陷入这个陷阱了 |
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灵梦与魔理沙往铃奈庵赶去 | ||
雾雨魔理沙 | おい 今日は予期せぬ事が起こるっていうから出たくないんだが | 喂 都说了我怕万一出啥想不到的事 今天不想出去啊 |
博丽灵梦 | 別に神社に残っていてもいいのよ 自分の家より安全だと思うのなら | 你可以留在神社啊 要是你觉得那里比自己家安全的话 |
雾雨魔理沙 | あんな妖怪神社に一人残っていた方がそれこそ何が起こるかわかったもんじゃない それよりなんだ急に お前も占ってもらいたくなったのか? | 一个人留在你那妖怪神社里才更容易出事情吧 倒是你呀 为什么突然这么急 你也想去那里算上一卦吗? |
博丽灵梦 | ……突然の能力の開花 それに関係する者の死 間違いなく妖怪が絡んでいる | ……突然产生新能力 再加上与此相关的人物横死 这件事毫无疑问和妖怪有关系 |
雾雨魔理沙 | それは勘か? | 这是你的直觉? |
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雾雨魔理沙 | でもなぁ 小鈴が使っていた本は いつもみたいな妖魔本ではなかったぜ? | 可是啊 小铃在用的那本书 和平时那些妖魔书不像啊? |
博丽灵梦 | 妖魔本ならその本の中に妖怪がいる可能性があるってだけ 逆に考えるのよ妖魔本じゃないから一大事なのよ | 如果是妖魔书的话 只是说明书中存在妖怪这一种可能性 反过来想的话 正因为不是妖魔书问题才严重 |
雾雨魔理沙 | それも 勘か? | 这也是 直觉? |
村民 | ひ ひえぇー 出たぞー! | 咿 咿呀啊— 出现了—! |
P10
灵梦冲入铃奈庵 | ||
博丽灵梦 | 小鈴ちゃん!大丈夫⁉ | 小铃!没事吧!? |
小铃倒下,背后站着易者 |
P11
易者 | ……チッ! 巫女か | ……嘁! 巫女么 |
灵梦用灵符攻击,易者挡住后逃走 |
P12
雾雨魔理沙 | おい 何があったんだ? | 喂 发生了什么事? |
博丽灵梦 | 小鈴ちゃんをお願い! 私は彼奴を追うから | 小铃就拜托你了! 我要去追那家伙 |
雾雨魔理沙 | 小鈴? ああ 何だかしらんが任せておけ | 小铃? 啊啊 虽然不知道发生了什么不过交给我吧 |
P13
阿求出现 | ||
稗田阿求 | 遅かったみたいね | 我好像晚到了一步呢 |
雾雨魔理沙 | ‼ お前… おい どういうことだ? 何が起きてるんだよ | !! 你… 喂 怎么回事啊? 到底发生了什么事啊 |
稗田阿求 | ビックリして気を失っただけみたい よくあるのよこの娘 | 似乎是受到惊吓而昏过去了 这孩子经常这样哦 |
P14
稗田阿求 | 私とした事が気が付くのが遅くなってしまった この易書は人間が仕込んだ呪いの書だったのね | 是我发觉得太迟了 这本卦书被人类动过手脚下了诅咒 |
雾雨魔理沙 | 呪いの書だと? そんな魔力が篭もっている様には見えなかったが | 啥 下了诅咒? 可是根本看不出书上带有那种魔力啊 |
稗田阿求 | ※1宮負定雄の書いた※2「民家要術」の本の読み方の欄にこんな記述がある 「書物を読むにはその撰者の霊の見聞している事 及び 幽冥より現世は見通しにして 何事も幽冥の※3鬼神には隠しがたき事を思うべきなり」 つまり 本を読むときはその本の著者もまた読者を見ているということなの 著者が死んでいようとも | ※1宫负定雄所著的※2「民家要术」中关于读书方法一栏有这样的论述 「读书之时,撰者之灵亦增益见闻也 且自幽冥观现世 其一览而无余 凡欲欺瞒幽冥※3鬼神者当思之] 也就是说 读一本书的时候 这本书的作者也在反过来看着读者 即使作者已死也一样 |
※1江戸時代の国学者。 ※2家庭教育論などを記した本。 ※3鬼や神そのものではなく、ここでは死者の魂全般を指す。 |
P15
雾雨魔理沙 | ……えーっと | ……呃 |
稗田阿求 | 特にこの易書のように 「誰が書いたかわからないけど 強い思いが込められている」本は 読むだけであの世とこの世を繋いでしまうのよ | 尤其像这本卦书这样 「虽然不知作者是谁 但却倾注了强烈的情感」的书 只要去读 就会把彼世和此世连接起来 |
雾雨魔理沙 | あー ※この前もそんな手紙持ってたな鈴奈庵は | 啊 ※前段时间铃奈庵也有过那样的信 |
※単行本第3巻「曰く付きの艶書」の回参照 | ※参见单行本第3卷「别有隐情的情书」 | |
稗田阿求 | また んな記述もあるわ | 此外,还有这样的记述哦 |
吾考の善き説をば 自身の考の如く言いふらし 吾考の非説をば 糞の如くに言うて 見聞に堪えず (中略) 其の人を打ち殺そうと思い 毎日苦しむ | 吾说有善者 则传之如己之功 吾说有不善者 则视若粪污 虽一顾而不可忍 (中略) 于是几欲打之杀之 愁苦不可终日 | |
稗田阿求 | つまり 誰が書いたかわからないのを良いことに良いところだけ自分のものにして 悪いところをこき下ろすと 作者は恨んで出てくるってわけ 小鈴がやっている行動そのものなのよ | 就是说 看到不知谁写的好东西 然后把好的部分当成自己写的一样 把坏的部分却贬损得不留情面 就会招来作者的怨恨 小铃做的就是这样的事情 |
P16
灵梦追上了易者 | ||
易者 | ここまで来れば他に人はいない さあ 俺を自由にしてくれないか? | 这里已经没有别人了 那么 你应该可以放我走了吧? |
博丽灵梦 | はー? | 哈—? |
P17
易者 | 占術を通じて世界の外側を見たんだ そうしたら急に妖怪に管理された人間生活が惨めに見えてな 人間を辞めようと思ったんだよ 本を通じてあの世から戻ってこれる事を知った 妖怪になる術を作り上げて自ら命を絶った 俺が書いた落書きは二つのパートに分かれている 誰でも実践できる 作者不明占術と話術のパート それともうひとつは稚拙で子供騙しの戯言のパート | 我通过占术看到了世界外侧的景象 当时我立即认识到了妖怪管束下的人类生活有多么的凄惨 所以我就不想做人类了 我知道通过书可以回到此世 于是设计了能变成妖怪的术法并自尽 我把写在书上的涂鸦分成两个部分 一部分是任何人一用就会 作者不明的占术和法术 另一部分是只能哄哄小孩的拙劣玩笑 |
博丽灵梦 | …… | …… |
易者 | 戯言の部分を切り捨てて それ以外を自分が編み出した占術だとして 人に見せびらかす奴が現われたとき 俺は嫉妬の心によってあの世から復活できるのだ | 只要有哪个家伙把玩笑那部分去掉 然后把剩下的部分当成自己发明的占术到处卖弄 我就可以通过我的嫉恨从彼世复活 |
P18
博丽灵梦 | 人間を捨てるために自ら怨霊になる手段を選んだと 人間というのはどうしてこうも回りくどい事するのかしら | 为了舍弃人类身份 竟然选择把自己变成怨灵这种手段 人类为什么总要做这样拐弯抹角的事情哪 |
易者 | 嫉妬の心をコントロールすれば怨霊にはならん 知ってたかい? 占い師は感情を操る職業なんだよ | 只要能控制住嫉妒心就不会变成怨灵 你懂的吧? 占卜师本来就是一个操纵人感情的职业 |
博丽灵梦 | 何処に行くつもり⁉ | 你要往哪里去!? |
易者 | あんたは無用な殺生をしないだろ? 俺は里を離れて暮す 里の人間には害を与えるつもりはない | 无谓的杀生你是不会干的吧? 我要离开村子生活 没有加害村中人类的意图 |
P19
易者 | 別にあの小娘も傷つけてなんかいないよ 彼奴は俺が出てきたのを見て驚いて気絶しただけだ だから | 我连那个丫头都没有伤到哦 那丫头只是看到我出现吓得昏过去了 所以我也没有和 |
灵梦将灵符贴在易者身上 | ||
易者 | ‼ | !! |
P20
易者 | な 俺の話を聞いていたのか⁉ | 什 你没听到我的话吗!? |
博丽灵梦 | 残念ね 私は無用な殺生もする 無論 妖怪巫女でもない | 非常可惜 无谓的杀生我也做 当然 我也不是妖怪巫女 |
P21
博丽灵梦 | 妖怪なら問答無用で退治する 人間巫女よ | 而是对妖怪二话不说直接降伏的 人类巫女哦 |
御币劈下 | ||
易者 | ば 馬鹿な…… お前はいつも一緒に居る妖怪を退治していないじゃないか! それなのに……‼ | 怎 怎么可能…… 平时和你来往的那些妖怪你不是从来都没有降伏过吗! 为什么这次……!! |
博丽灵梦 | 勉強不足だったわね | 你再回去好好学吧 |
P22
博丽灵梦 | 幻想郷では里の人間が妖怪になる事が一番の大罪なのよ 私の仕事はそれを監視する | 在幻想乡里 村中的人类变成妖怪是头等大罪哦 我的工作呢 就是监视这种事 |
降伏完成 |
P23
本居小铃 | 復活した人間は既に退治してきたので 心配はないと | 那个复活的人类已经被降伏了 就是说不用再担心了 |
博丽灵梦 | というわけでその易書は今ここで処分するわ 本自体には妖気はないけれど 発動条件が揃うと冥界の扉となる 危険な本なの | 所以说那本卦书我要当场处理掉 书本身虽然没有妖气 但是符合发动条件就能成为冥界之门 是本危险的书 |
本居小铃 | どうぞ | 请吧 |
雾雨魔理沙 | いいのか? いつもなら「売り物なのにー」とか言うのに | 不要紧吗? 你平常不是总说「这可是商品呀」这种话吗 |
本居小铃 | 良いんです | 没事的 |
P24
本居小铃 | 妖魔本じゃないから大して価値もないしー それに落書きが多すぎて どうせ売り物には適さなかったから | 既然不是妖魔书 也就没有太大的价值啦— 而且上面太多涂鸦了 也实在不适合做商品了 |
かくして 不良易者の妖怪化をすんでの所で防いだ霊夢であった 妖怪化したもしくは妖怪じみた人間の事を人妖と呼ぶ 幻想郷のバランスを崩すのは人妖なのだと霊夢は思っている | 就这样 灵梦在千钧一发之际阻止了不良卦师的妖怪化 已经妖怪化或者像妖怪一样的人类被称为人妖 会破坏幻想乡平衡的是人妖 灵梦是这样认为的 | |
灵梦将卦书投入火中 |
P26
だから 注意深く監視しているのだ 一部の人間やーー 鈴奈庵を | 所以她一直在密切地监视着 一部分的人类—— 以及铃奈庵 | |
小铃将各种占卜的周边什物投入火中 | ||
备受依赖的灵梦小姐… |
注释
- ↑ 日本国学是江户时代研究并推崇日本本土文化的学术流派,也称日本学,本居宣长即为其中集大成者之一。
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