鈴集無名の丘 ～ Little Doll Queen./故事背景

◇ストーリー	◇故事
——幻想郷。	——幻想乡。
得体の知れない紫色の光が空の向こうを覆い、ここに住まわれる人間や弱き妖怪たちが、まるで疫病をかかったように倒れていく。 なによりも恐れをもたらしたのは、いつもなら異変を真っ先に解決するように出向かう博麗の巫女さえも、この災いに巻き込まれてしまっていること。	不明的紫光笼罩在天空那端，居住在此的各个人类及弱小的妖怪们，如得了瘟疫般，一一卧病在床。 令人感到害怕的是，连平时负责退治这种异变的博丽的巫女，也屈服于这场灾情当中。
大きな権利を持つ妖怪たちは、幻想郷の秩序を維持するためにきりきり舞いだ。 妖怪の山や、永遠亭。あるいは命蓮寺や仙界まで、塗炭の苦しみを味わっている。 皆々、この災難から逃げながら難民を収容し、助けようとしている。 冥界や地獄。あるいは彼岸や賽の河原から、幼き霊魂が逃げだし、幻想郷から「そこ」へ向かった。	为了维持幻想乡的秩序，各个在幻想乡具备势力的妖怪们，忙得不可开交。 不管是妖怪之山、永远亭、命莲寺或仙界， 皆为了躲避、收容和照护幻想乡的难民，正处于水深火热之中。 冥界、地狱、彼岸乃至赛之河原，皆有幼小的灵魂从中飞来幻想乡，直至＂那里＂。
地獄の畜生にある霊長園に、幻想郷を救おうとしてる神がいた。 埴安神袿姫は彼女が創り出したハニワ、杖刀偶磨弓と一緒に対策を考えた。 二人は異変の首謀者について推理し、作戦を練った。磨弓は解決できると自信満々だ。 元々彼女はこの災いを齎した「毒」や、幻想郷のあちこちに彷徨う「水子霊」を恐れていない。 加えて、どうしてこうなったと不思議に思えるほどに、「そこ」にいる異変の首謀者は強いとは言えない。 それ以外に、自分たちや人間霊らを幻想郷で地盤を更に固めるためだ。 異変を解決し、霊長園にいる人間霊を異変が起きた地を放り込み、その地を自分のものにすることで縄張りは増える。	在位于地狱畜生界的灵长园，正有着想要解决这个问题的神——埴安神袿姫，她与其亲手创造的埴轮土偶，杖刀偶磨弓，讨论着如何解决地上发生的这场瘟疫。 经过一番战术讨论，与异变主谋的资料分析后，磨弓自信地认为能够胜任这个任务，毕竟本身就不怕这场瘟疫所弥漫着的＂毒＂与正散布在幻想乡中的＂婴灵＂。二人查阅资料后，也认为位于＂那里＂的异变主谋并不强悍，反而困惑幻想乡怎么会搞成这副德性。 另一方面，这也是为了扩展两人与人类灵在幻想乡的地盘。 若是能收复且镇压异变发生的地点，便能够流放灵长园中一部分人类灵，到那里强占着，藉此增加势力范围。
袿姫「ピカピカに磨いて、エネルギーも補充しておいたわ。貴方はきっと埴輪フレンズと異変解決できると信じてるよ」	袿姫「帮妳打磨好啰，能量也灌注完毕，相信妳与埴轮朋友们一定可以解决异变的」
磨弓「はい、袿姫様。精一杯務めさせていただきます」 そう言った磨弓は、埴輪兵士たちを連れて幻想郷に向かった。	磨弓「好的，袿姫大人，我会尽力而为」 说完磨弓便带着埴轮士兵们，朝着幻想乡前进。
賢者たちはこの異変を解決すべく、賢者の一人の住処——後戸の国にて論じ合っていた。	而贤者们为了解决这场异变，正在其中一位贤者所属的地盘——后户之国，商讨着这个问题。
隠岐奈「正直、こっちのフランドールに『そこ』を丸ごと壊しておけば簡単に異変を解決できると言うのに、なぜこんなにも粘ってるんだ？」	隐岐奈「老实说，直接叫我那的芙兰摧毁了＂那里＂就能轻松解决这场异变了，为何要拖那么久」
紫「『そこ』はかつて大結界ができる前に、人間の所為によって出来上がってしまった罪の地。これ以上外の人間が入り込んだらまずいと考え、幻想郷の一部となった。あっさり処分しちゃうとさらに大きな災いが起きるかもしれないわ。」	紫「＂那里＂在幻想乡建立之前，就是一个人类所导致的罪孽之地，是因为不想让外界人继续进入那里，才将其容纳至幻想乡，轻易处理掉的话可能会引发更大的灾难」
賢者たちは一体どうすればいいと悩む最中に、隠岐奈は閃いた。 ちょうど捨てようと考えていた自分の部下、爾子田里乃と丁礼田舞の二人を、この異変を解決するように任せること。 彼女たちは元々人間だったが、隠岐奈の魔力により間では無い存在に変えられていた。今の彼女たちは身心の痛みも気にせず、もう隠岐奈の忠誠なただの操り人形に過ぎないのだ。 一方隠岐奈は彼女たちの力じゃ異変の首謀者に及ばないと、後戸の力で彼女たちをパワーアップした。	正当贤者们想着到底该如何是好时，隐岐奈突然想到了一个法子，那就是让自己想要抛弃掉的两个手下——尔子田里乃及丁礼田舞，去负责解决这场异变。 虽然她们俩曾是人类，但经过隐岐奈的对待后，已经能够凭着效忠隐岐奈而不在意自己身心的痛楚，彷佛像两具没有感觉的人偶，任其操弄。 而隐岐奈怕她们的力量不足以击倒异变的主谋，通过后户之力大幅地加强她们的力量与防御。
隠岐奈「もう行っていいよ。途中にあったの出来事を帰った時に報告してくれ」	隐岐奈「快离开吧，路途发生什么事回来后记得回报给我」
里乃＆舞「頑張ります！お師匠様！」	里乃＆舞「我们会加油的！师傅大人！」
とは言っても、隠岐奈は彼女たちの生死などを気にしていない。運悪く死んでも、後任を探すの言い訳になるだけだ。 もし彼女たちが本当に帰らずにいたら、自ら「そこ」を滅ぼしに行くと、隠岐奈は紫に言った。	但其实，隐岐奈根本就毫不在乎她们俩，就算死了也只是能刚好有个换上新继任者的借口。 并且告知紫，若她们俩到时候真的死了，自己就要亲自去毁灭＂那里＂。
人間の犯した罪の地——無名の丘を。	也就是人类罪孽之地——无名之丘。